まつもと内科クリニック

糖尿病専門外来

糖尿病専門外来 対応疾患

糖尿病外来

糖尿病外来とは?

糖尿病の治療は合併症の予防が第一です。それを未然に防ぐため毎回、体重測定・血糖検査・尿検査・毎月グリコヘモグロビンの検査をしています。
インスリン治療が必要な患者さんには外来でインスリン導入の指導をしております。
ですから、入院の必要はありません。
又、1年に1~2回患者さんのための糖尿病教室を開催しております。
糖尿病だからといって全く心配する事はありません。
血糖コントロールを保つ事により普通の人と何ら変わらない生活を送る事ができます。
糖尿病でお悩みの方は是非お立ち寄りください。

糖尿病にかかりやすいかをチェックします。

太っている

野菜や海草類をあまり食べない

食べ過ぎている

朝食は食べない

お酒をたくさん飲む

ドリンク剤をよく飲む

おやつは必ず食べる

運動不足である

脂っこいものが好き

家族や親戚に糖尿病の人がいる

甘いものが好き

ストレスがたまっている

夕食を食べる時間が遅い

40歳以上である

食事時間が不規則

妊娠中に血糖値が上がったことがある

糖尿病にかかりやすいかどうかをチェックしてみましょう。 以上のような症状が気になったら、一度糖尿病の検査を受けてみて下さい。

糖尿病になっているかをチェックします。

このごろ太ってきた

手足がしびれたり、ピリピリする

食べても食べてもやせる

視力が落ちた気がする

とても喉がかわく

立ちくらみがある

食欲がありすぎていくらでも食べられる

甘いものが急にほしくなる

ちょっとしたやけどや傷の痛みを感じない

おしっこの回数が増えて、量も多い

尿のにおいが気になる

疲れやすい

全身がだるい

肌がかゆい、かさつく

足がむくむ、重くなる

糖尿病は、最初は自覚症状が出にくいために、ついつい放置してしまう患者さんが多いです。以上のような症状が気になったら、一度糖尿病の検査を受けてみて下さい。

治療方法について

糖尿病における治療の目的は、血糖、血圧、血清脂質、体重などをコントロールすることにより、合併症の発症および進行を阻止します。
治療は、まず食事療法と運動療法を中心に行いますが、良好に血糖値がコントロールできない場合には薬物療法を併用します。

食事療法

糖尿病の食事療法では、食べてはいけない食品があるわけではなく何を食べても構いませんが、適正なエネルギー量を適正な栄養バランスで適正な時間に摂取することが重要になります。また、外食や間食、アルコール摂取時などは1日に摂取するエネルギー量が過剰になりがちですので、注意が必要です。
当院では、管理栄養士による栄養指導を行っております。

運動療法

食事療法とともに、糖尿病治療において基本となる治療法です。
運動によって、ブドウ糖や脂肪酸の体内での利用が促進されて血糖値を低下させたり、インスリン抵抗性を改善したりすることが知られています。
ただし、合併症がある場合や薬剤で治療している場合は運動が制限されることもありますので、運動の種類や強さ、時間、回数などは医師の指導の下、適正に行うことが必要です。

薬物療法

糖尿病の薬物療法には、経口血糖降下薬とインスリン注射があります。
1型糖尿病ではインスリン注射が不可欠ですが、2型糖尿病では食事療法や運動療法を行っても血糖値が高い状態が改善されない場合は、まずは経口血糖降下薬を服用します。
それにもかかわらず、血糖値が改善されない場合は、経口血糖降下薬の増量や2剤以上の併用、さらにはインスリン注射の併用や、インスリン注射への切り替えが行われます。 

糖尿病専門外来 診療内容

糖尿病

  • 2型糖尿病
  • 1型糖尿病
  • 糖尿病の一歩手前 (糖尿病予備軍。健診で異常判定の方)
  • 妊娠糖尿病
  • 薬剤性糖尿病
  • 悪性腫瘍そのものによる糖尿病
  • 悪性腫瘍の抗がん剤治療による糖尿病
  • アルコール性肝硬変による糖尿病

高血圧

「心筋梗塞・脳梗塞・脳出血・腎不全などの重大な疾患」にならぬように「早期に受診し、適切な血圧値にすること」をお勧めします。

判断基準として、下記の基準となります。
  • 健康診断で血圧値に異常判定が出た方
  • 血圧値が約130/80mmHg以上の方

早期発見・早期治療が大切です。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

脂質異常症

脂質異常症は脂質の数値が異常な状態で、コレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)、遊離脂肪酸、リン脂質 など、中でも特に悪玉コレステロール(LDL)とトリグリセライドは動脈硬化との関係が深く、これらの数値が異常に高い場合、高脂血症と診断されていました。善玉コレステロール(HDL)の数値が異常に低い場合も動脈硬化のリスクが高くなります。
脂質異常症も特段の症状はありません。
胆汁酸やステロイドホルモンの材料になるコレステロールやエネルギーを蓄えるための貯蔵庫であるトリグリセライドは、人体にとって欠かせないものですが、増えすぎてしまうと血管壁に蓄積するようになり、やがて動脈硬化を引き起こし、血管が狭窄したり、詰まったりするようになります。これが心臓の血管で起きれば狭心症や心筋梗塞、脳の血管で起きると脳梗塞などの合併症を引き起こすようになります。
多くの方は健康診断の結果からコレステロール値などの数値の異常を指摘されて気づきます。健康診断で指摘されたら受診して下さい。

肥満症

肥満とはBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が25以上の状態です。
肥満が原因で健康障害(糖尿病、脂質異常症、高血圧など)を引き起こしている場合、または内臓脂肪が蓄積している場合を「肥満症」と定義され、積極的に減量指導・管理することが推奨されています。
また健康障害が起きていない段階からの減量指導も必要となります。
当院では、食事指導、運動指導に加えて、内服治療、注射治療も行っています。
お気軽にご相談下さい。

生活習慣病の改善

生活習慣病とは、食生活や運動習慣、喫煙、飲酒等の生活習慣が起因として進行する疾患群で、糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、痛風等さまざまな病気を含みます。
また、この生活習慣病と肥満が重なると動脈硬化を引き起こし、がん、脳血管疾患、心臓病など命に係わる病気へのリスクがさらに高くなるとされています。
生活習慣病は自覚症状が無いことが多く、病気が進むと様々な合併症を引き起こす大変危険な病気です。
みなさんに健康になっていただくために、医学的な根拠に基づいて生活習慣の指導をいたします。生活習慣病の改善は、まず、日常生活の改善から始まることがほとんどです。いままでできなかった健康的な生活を継続していくことは、簡単なことではありませんが、日々の経過を二人三脚のつもりで患者さんと一緒に歩んでいくことを心がけます。